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人事労務SaaSおすすめ4選【勤怠/給与/労務を比較】

本記事はアフィリエイト広告を含みます。各サービスの料金・内容は記事執筆時点の情報です。最新情報は 各サービスの公式サイト をご確認ください。

「毎月の勤怠集計に半日かかっている」「年末調整のたびに紙の書類を集めるのが大変」「入退社の手続きが煩雑でミスが多い」——こうした人事労務の課題は、クラウド型の人事労務SaaSで大幅に効率化できます。

とはいえ、人事労務SaaSには「労務管理全般をカバーするもの」「勤怠管理に特化したもの」「給与計算まで一体型のもの」など種類がさまざまで、自社に合ったツールを選ぶのは簡単ではありません。

この記事では、SmartHR・freee人事労務・ジョブカン・KING OF TIMEの4サービスを、料金・機能・無料トライアル・導入のしやすさで徹底比較しました。中小企業が人事労務SaaSを選ぶときに押さえておきたいポイントもあわせて解説します。

結論:労務手続きの効率化なら「SmartHR」、給与計算まで一元化なら「freee人事労務」

  • SmartHR:入退社・年末調整・社会保険手続きのペーパーレス化に強い。初期費用・サポート費用が無料
  • freee人事労務:勤怠管理から給与計算・年末調整まで一気通貫。月額2,000円〜で始められる
  • 勤怠管理だけなら KING OF TIMEが月額330円/人(税込)と最安。打刻方法の豊富さも魅力

そもそも人事労務SaaSとは?

人事労務SaaSとは、従業員の勤怠管理・給与計算・入退社手続き・年末調整・社会保険手続きといった人事労務業務をクラウド上で効率化するツールの総称です。

従来、人事労務は紙の書類やExcelで管理するのが一般的でしたが、従業員数が増えるにつれて工数もミスも増加します。クラウド型の人事労務SaaSを導入することで、以下のようなメリットが得られます。

  • ペーパーレス化:入退社届・年末調整・社会保険届出をオンラインで完結。紙の書類を集める手間がなくなる
  • 自動計算でミスを防止:勤怠データから給与を自動計算。手作業による計算ミスや転記ミスを大幅に削減
  • 法改正への自動対応:社会保険料率の変更や36協定の上限規制など、法改正に合わせてシステムが自動アップデート
  • 従業員セルフサービス:住所変更・扶養変更・有給申請などを従業員本人がオンラインで手続きでき、人事担当者の負担を軽減

人事労務SaaSの選び方 — 中小企業が押さえるべき4つのポイント

1. カバー範囲を明確にする(労務 / 勤怠 / 給与 / 採用)

人事労務SaaSは大きく「労務管理型」「勤怠管理型」「給与一体型」「オールインワン型」に分かれます。SmartHRは労務管理に強く、KING OF TIMEは勤怠管理に特化、freee人事労務は給与計算まで一体型、ジョブカンは勤怠から採用管理まで段階的に拡張できるオールインワン型です。自社が最も効率化したい業務を起点にツールを選ぶのが鉄則です。

2. 従業員数に合った料金体系か

人事労務SaaSの料金体系は「従業員数に応じた月額制」が主流です。KING OF TIMEは1人あたり月額330円(税込)と明確ですが、SmartHRは従業員数に応じた見積もり制で料金が公開されていません。freee人事労務は5名分の基本料金+6名目以降の従量課金という構成です。自社の従業員数で月額コストをシミュレーションしてから比較しましょう。

3. 既存ツールとの連携性

人事労務SaaSは単体で使うよりも、会計ソフトや勤怠管理システムと連携させることで真価を発揮します。freee人事労務はfreee会計との連携が抜群です。SmartHRはfreee・マネーフォワード・KING OF TIMEなど主要サービスと連携可能。ジョブカンもSmartHR・freee・マネーフォワードとの連携に対応しています。導入前に自社の会計ソフトとの連携可否を確認しましょう。

4. 無料トライアルで実際に試す

今回紹介する4サービスはすべて無料トライアルまたは無料お試しが用意されています。SmartHRは15日間、ジョブカンとKING OF TIMEは30日間、freee人事労務も無料お試しが可能です。人事労務SaaSは毎日使うツールなので、操作性やUIの使いやすさを実際に触って確かめることが大切です。

人事労務SaaSおすすめ4選ランキング

機能の幅広さ・料金の明確さ・導入のしやすさ・連携性を総合的に評価してランキングしています。

1

SmartHR

要問い合わせ(従業員数に応じた月額制)

人事・労務管理クラウドの代表格。入退社手続き・年末調整・社会保険手続きをペーパーレス化し、従業員サーベイやタレントマネジメント機能も備えています。初期費用・サポート費用が無料で、導入ハードルの低さが魅力です。

無料プラン / トライアル

15日間無料トライアル

対象企業規模

小規模〜エンタープライズ

主な機能

  • 入退社手続きのペーパーレス化
  • 年末調整・社会保険手続きの自動化
  • 従業員サーベイ・組織分析
  • タレントマネジメント(人事評価・スキル管理)
  • マイナンバー管理

メリット

  • 初期導入費用・サポート費用が無料
  • 労務手続きを大幅に効率化できる
  • 15日間の無料トライアルで導入前に検証可能

デメリット

  • 料金が公開されておらず、見積もりが必要
  • 給与計算機能は別途連携が必要

こんな企業におすすめ:労務手続きの効率化を最優先に考えている企業、入退社や年末調整の負担を大きく減らしたい企業

2

freee人事労務

ミニマム 2,000円/月〜(年払い・5名分)/ 6名目以降400円/名/月〜

freeeが提供するクラウド人事労務ソフト。勤怠管理・給与計算・年末調整・入退社手続きを一気通貫で効率化できます。freee会計との連携がスムーズで、バックオフィス業務をまとめて管理したい企業に向いています。

無料プラン / トライアル

無料お試しあり

対象企業規模

小規模〜中規模

主な機能

  • 勤怠管理(打刻・残業集計・有給管理)
  • 給与計算の自動化
  • 年末調整のペーパーレス化
  • 入退社手続き(社会保険・雇用保険)
  • Web給与明細発行・振込連携

メリット

  • 基本料金+1名ごとのシンプルな料金体系
  • 給与計算から年末調整まで一気通貫
  • freee会計との連携がスムーズ

デメリット

  • 給与計算なしプランと給与計算付きプランが分かれており選択が複雑
  • 電話サポートはオプション(有償)

こんな企業におすすめ:給与計算まで一元管理したい企業、freee会計を既に利用している企業

3

ジョブカン

要問い合わせ(サービス・利用人数に応じた月額制)

勤怠管理を中心に、ワークフロー・経費精算・採用管理・給与計算・労務HRの6サービスを提供するバックオフィスプラットフォーム。必要なサービスを組み合わせて使えるため、段階的な導入がしやすい構成です。

無料プラン / トライアル

30日間無料トライアル(全機能利用可能)

対象企業規模

小規模〜大規模

主な機能

  • 勤怠管理(多彩な打刻方法・シフト管理)
  • ワークフロー(申請・承認の電子化)
  • 経費精算・請求書管理
  • 採用管理(ATS)
  • 給与計算・労務HR

メリット

  • 全機能を30日間無料で試せる
  • 無料お試し期間中も全てのサポートが無制限
  • 6サービスを組み合わせてバックオフィスを一元化

デメリット

  • サービスごとに契約が分かれるため、全体コストが見えづらい
  • 機能が多いため初期設定に時間がかかる場合がある

こんな企業におすすめ:勤怠管理を起点にバックオフィスを段階的に統合したい企業、採用管理まで含めて一元化したい企業

4

KING OF TIME

330円/人/月(税込)/ 初期費用0円

市場シェアトップクラスのクラウド勤怠管理システム。PC・スマホ・ICカード・生体認証など多彩な打刻方法に対応し、シフト管理・残業管理・有給管理・36協定対応まで、勤怠に関する全機能を月額330円(税込)で提供します。

無料プラン / トライアル

30日間無料体験

対象企業規模

小規模〜エンタープライズ

主な機能

  • 多彩な打刻方法(PC・スマホ・ICカード・生体認証等)
  • シフト管理・スケジュール管理
  • 残業管理・36協定対応
  • 有給休暇管理
  • 給与連携・人事労務連携

メリット

  • 全機能が一律330円/人/月(税込)のシンプルな料金
  • 初期費用0円で導入しやすい
  • 30日間の無料体験あり

デメリット

  • 勤怠管理特化のため、給与計算や労務管理は別サービスと連携が必要
  • 高度なカスタマイズには設定の手間がかかる

こんな企業におすすめ:勤怠管理だけをまず導入したい企業、低コストで打刻方法を豊富に選びたい企業

人事労務SaaS 4社比較一覧表

項目 SmartHR freee人事労務 ジョブカン KING OF TIME
月額料金 要問い合わせ 2,000円/月〜(5名分) 要問い合わせ 330円/人/月(税込)
初期費用 無料 無料 無料 無料
無料トライアル 15日間 あり 30日間(全機能) 30日間
主な強み 労務手続きの効率化 給与計算まで一体型 6サービスのオールインワン 勤怠管理特化・低コスト
勤怠管理 外部連携で対応 内蔵 内蔵 特化
給与計算 外部連携で対応 内蔵 別サービスで対応 外部連携で対応
年末調整 内蔵 内蔵 労務HRサービスで対応 外部連携で対応
対象規模 小規模〜大規模 小規模〜中規模 小規模〜大規模 小規模〜大規模
主な連携先 freee, MF, KING OF TIME freee会計, KING OF TIME SmartHR, freee, MF SmartHR, freee, MF

料金は2026年3月時点の公式サイト情報に基づく税込価格です(KING OF TIMEの300円/人/月は税抜表記のため、税込330円で記載)。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。

目的別おすすめツール

労務手続きを効率化したい → SmartHR

入退社・年末調整・社会保険手続きのペーパーレス化が最大の強みです。従業員がスマホから年末調整の情報を入力でき、人事担当者の工数を大幅に削減できます。タレントマネジメント機能も備えているため、従業員情報の一元管理から組織分析まで発展させたい企業にも適しています。

勤怠から給与計算まで一元管理したい → freee人事労務

勤怠データの集計から給与計算、年末調整、Web給与明細の発行まで1つのツールで完結します。特にfreee会計を既に導入している企業であれば、仕訳データの自動連携で経理業務もまとめて効率化できます。月額2,000円〜と料金が明確な点も中小企業にとって安心材料です。

バックオフィス全体を段階的に統合したい → ジョブカン

勤怠管理・ワークフロー・経費精算・採用管理・給与計算・労務HRの6サービスを必要に応じて組み合わせられます。まずは勤怠管理だけ導入し、次に経費精算、その次に給与計算......と段階的に拡張できるのが強みです。30日間の無料トライアルでは全サービスの全機能を試せます。

勤怠管理だけをまず導入したい → KING OF TIME

勤怠管理に特化しており、月額330円/人(税込)という明確な料金で全機能が使えます。PC・スマホ・ICカード・生体認証など打刻方法が豊富で、現場の働き方に合わせた運用が可能です。SmartHRやfreee人事労務との連携にも対応しているため、将来的に労務管理・給与計算を追加する際もスムーズです。

人事労務SaaSに関するよくある質問

Q 人事労務SaaSと勤怠管理システムの違いは何ですか?
人事労務SaaSは、入退社手続き・社会保険手続き・年末調整・給与計算・従業員情報管理などの人事労務業務全般をカバーするツールです。一方、勤怠管理システムは出退勤の打刻・残業集計・有給管理など「勤怠」に特化したツールです。SmartHRやfreee人事労務は人事労務全般をカバーし、KING OF TIMEは勤怠管理に特化しています。ジョブカンは勤怠管理を中心に労務・給与まで拡張できる構成です。
Q 従業員10名程度の会社でも人事労務SaaSは必要ですか?
10名程度の規模でも導入する価値は十分にあります。年末調整や社会保険手続きは従業員数に関わらず毎年発生し、紙やExcelでの管理は時間がかかるうえにミスのリスクもあります。freee人事労務は月額2,000円(5名分)から始められますし、KING OF TIMEは1人あたり月額330円(税込)と低コストです。手作業による工数を考えると、早期導入のほうが結果的にコスト削減につながります。
Q SmartHRの料金はどのくらいですか?
SmartHRの料金は公式サイトで公開されておらず、従業員数に応じた見積もりが必要です。初期導入費用とサポート費用は無料と公表されています。15日間の無料トライアルが用意されているので、まずは試してみてから見積もりを依頼するのがおすすめです。
Q 給与計算まで一元化できるツールはどれですか?
freee人事労務は勤怠管理から給与計算・年末調整まで一気通貫で対応しています。ジョブカンも勤怠管理・労務HR・給与計算をそれぞれ契約することで一元化が可能です。SmartHRは労務管理が中心で、給与計算はfreeeやマネーフォワードなど外部サービスとの連携で対応します。KING OF TIMEは勤怠管理特化のため、給与計算は別サービスとの連携が必要です。
Q 人事労務SaaSの導入にどのくらいの期間がかかりますか?
ツールや企業規模によって異なりますが、一般的には2週間〜1ヶ月程度が目安です。KING OF TIMEのように勤怠管理に特化したツールであれば、打刻方法の設定と従業員登録だけなので1〜2週間で運用開始できます。SmartHRやfreee人事労務は、従業員情報の移行や各種手続きの設定が必要なため、2〜4週間かかることが多いです。年末調整の時期(10〜11月)に合わせて導入するケースが多く、余裕をもって夏〜秋頃に検討を始めるのがおすすめです。

まとめ

人事労務SaaSは、勤怠管理・給与計算・入退社手続き・年末調整といった煩雑な業務を効率化し、人事担当者の工数を大幅に削減するツールです。

入退社手続きや年末調整のペーパーレス化を最優先に考えるなら、SmartHRがおすすめです。初期費用・サポート費用が無料で、15日間の無料トライアルで導入前に検証できます。

勤怠管理から給与計算まで一元管理したいなら、freee人事労務が有力候補です。月額2,000円〜(5名分)と料金が明確で、freee会計との連携で経理業務もまとめて効率化できます。

バックオフィス全体を段階的に統合したいなら、ジョブカン。勤怠管理を起点に、経費精算・採用管理・給与計算と必要に応じてサービスを追加していけます。

勤怠管理だけをまず低コストで始めたいなら、KING OF TIME。月額330円/人(税込)で全機能が使え、打刻方法の豊富さは業界トップクラスです。

4サービスとも無料トライアルが用意されています。人事労務は毎日使うツールだからこそ、実際に触ってみて操作性や自社の業務フローとの相性を確かめてから導入を決めるのがおすすめです。

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平原尚樹

株式会社BlueAI 代表取締役CEO / ソフトウェアエンジニア

平原尚樹

株式会社BlueAI 代表取締役CEO。ソフトウェアエンジニア。全ドメインの総合監修を担当。プログラミング・AI分野の技術的な正確性を担保。

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酒井歩乃加

元マイベスト編集者 / ライター

酒井歩乃加

早稲田大学文化構想学部卒。株式会社マイベストで編集ディレクション経験後、フリーランスとしてSEO・SNSマーケティングに従事。全ドメインの記事品質管理・SEO対策を担当。

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